木の崎うどんはうどん激戦区である香川県まんのう町の県道190号線沿いにございます。
まんのう町は山々に囲まれたのどかな場所にあってうどん巡礼でここに来るのは移動手段に車がないと厳しい場所にあります。
此処に来る前に兼平屋、三嶋製麺所と2件回って3件目に木の崎うどんに寄らせていただきかなり満腹な状態でした。
腹ごなしにこの近くにある名水といわれている荒神の水を探して車で3㎞ほど山道に入っていったんですが、その近辺まで行ったところでマムシ注意といった看板に恐れをなしてもどってきたんですけど(笑)にょろにょろ系は大嫌いなんです。
▲438号線沿いの荒神の名水山道入口
中太麺のコシの強い麺が食べれる
あれ??ここにもうどん屋が!!駐車場が空いていたので前情報もなく初訪問したのが木の崎うどんでした。
午後1時過ぎだったと思いますが店内に入ると先客が7、8名いて適度な客入りで地元民でにぎわってるようです。
木の崎うどんはカウンターで注文してうどんを受け取り、惣菜を選んで料金を先払いするハーフセルフ店で店内も明るく綺麗で期待は大きく膨らみます。
まんのう町でもこの近辺500メートル圏内にあるうどん屋は3店舗あるんですが、醤油うどんが異常に安く150円以下なんですわ。(兼平屋、川中うどん、木の崎うどん)
こんな価格で利益出るのか心配になってしまいます。
注文したのは「ひやあつかけうどん」で惣菜は今まで食べたことがない「いりこのかき揚げ」を興味本位で取ってみました。
▲イリコのかき揚げ、カリカリに上がっていて食感が楽しい
▲ひやあつかけ
ひやかけうどん
見た目は、麺はちょっと太めでエッジがしっかりしていて、表面の凹凸はなくつるつると食べれそうです。黄金色の出汁がうどんを引き立てて綺麗な眺め(笑)
一口すすってみると見た目通りつるつるとしていて太めながら喉越しも良好です。
麺の終端で噛み切ろうとしてちょっと驚かされたのは、思った以上の弾力がある剛麺で口の中で暴れます。
1口たべただけで釜揚げで食べてみたいと思いましたが3杯目なのでさすがに限界・・
出汁は、いりこ、昆布、鰹がいい塩梅で食べ進めていくと、ちょっといりこが優勢かな~と感じる旨い出汁で飲み干したくなりますが、塩分とりすぎに警告が出ているのでがまんがまん(泣)
いりこのかき揚げはカリカリに揚げられていて、出汁につけてもカリッとしててうどんの合間に食べるといいアクセントになります。いりこ独特の苦味は所々で感じられていりこ好きの方にはオススメ~。
ごちそうさま~釜揚げ食べてみたいのでまたきます。
5点評価
麺 3.8 中太麺 弾力剛麺
出汁 3.7 飲みやすい出汁ややいりこ
接客 3.5 普通
総合 3.7 のどかな場所にぽつんとある
メニュー
醤油うどん150円 温玉肉ぶっかけ500円
かけうどん200円 温玉ぶっかけ 330円
肉うどん 450円 肉味噌ぶっかけ500円
ぶっかけ 250円 山かけぶっかけ400円
肉ぶっかけ420円 ざるうどん 280円
冷やしうどん280円
店舗情報
TEL: 0877-79-1027
住所: 香川県仲多度郡まんのう町吉野2656-1
営業時間: [月~水・金]
10:00~15:00
[土・日・祝]
10:00~17:00
定休日: 木曜日
駐車場: 有り
席数 : 55席
▼木の崎うどんより徒歩5分で行ける店
最後に
木の崎うどんは現代アートの聖地として一躍有名になった直島にも支店を出していて、直島に訪れたさいにもコシの強い讃岐うどんが食べたいならちょっと寄ってみてください。
こちらの店で人気しているのは肉うどんで、暑い時期などは肉ぶっかけなどもいいのではないでしょうか。
うどん巡礼では人気のある谷川米穀店をめざして行く人も多いと思いますが、谷川米穀店と違った中太麺のコシの強い食感を楽しみたいなら帰りに立ち寄ってみるのもおもしろいですよ。
同じ讃岐うどんでもこんなに違いがあるんだ~と感じることができると思います。
でわこの辺で
讃岐うどん巡礼に便利なツール
店の場所、営業時間、定休日はさまざまで「これからうどんを食べに行こう」という時に、どの店に食べにいけるのか調べるのは結構大変です。udonコンシェルは、そんな悩めるさぬきうどんファンに、これから行けるお勧めの店を教えてくれるコンシェルジュです。
アンドロイド版しかないのですが無料で使えてなかなかのスグレモノです。
▼旧バージョンですが私は使い慣れているこちらを主に使っています。
地図機能は貧弱で使えないので地図機能が必要な場合は最新の地図強化版の方がい いでしょう。